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基礎教育保障学会

基礎教育保障学会という学会が立ち上がったのを知る。

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基礎教育保障学会:学び直しを支援、21日発足 - 毎日新聞

 

事務局は福岡大学内。近い。これも偶然か。入ろう。教育格差は、それがどのような格差であれ、能う限り是正されるべきだ。田舎育ちの次男坊としてはこのような問題は人ごとではない。

 

夜の公園をジョギング。風雨の後の公園。草野球?のナイターをやっていて明るい。ソダーバーグの『トラフィック』のラスト、少年野球のナイターの場面、を思い出しながら走る。6km。膝の張りと痛みさえなければ10kmくらい簡単に走れそうだ。

ジョギングの後、遅い夕食。冷やし中華(麺だけ)と豚肉と青梗菜の炒め。白ワインとウーロン茶。

 

昨日も今日も数学をやる。一人静かに机に向かえることのありがたさよ。動きの前の静けさという感じがする。明日で8月も終わり。

 

 

 

 

 

 

 

『誰よりも狙われた男』と『ワルキューレ』

ジョン・ル・カレの『誰よりも狙われた男』(原題: A Most Wanted Man) 読書中。フィリップ・シーモア・ホフマン主演の映画版がかなり良かったので原作も。ル・カレを初めて読む。ちなみにこの映画版がフィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作。良い俳優だった。『カポーティ』とか映画館で見たなあ。スパイク・リーの『25時』での脇役も好きだった。

 

誰よりも狙われた男』の舞台はドイツのハンブルグ。主人公(の一人)バッハマンはドイツ人の熟練のスパイ。だから当然小説ではドイツ語を話している設定。一方映画だと、フィリップ・シーモア・ホフマンがバッハマンを演じていて、英語を話している。映画もフィリップ・シーモア・ホフマンも素晴らしいのだけれど、ドイツ語話者による映画版が見たかった。

 

ドイツ語で見たかった映画と言えば、トム・クルーズ主演の『ワルキューレ』とかも。この中ではトム・クルーズが実在したドイツ軍人を演じているのだけれど、どう見てもイーサン・ハントにしか見えない(笑)。しかも他のドイツ人将校の多くを(なぜか)Britishが演じている。ビル・ナイとかケネス・ブラナーとかテレンス・スタンプとかトム・ウィルキンソンとか。おいおいBritishじゃん。

 

今日は一日中雨だった。膝の痛み(というか張り)はかなり和らぐ。夕ご飯は、かんぱちのタタキ。ご飯を一合炊く。冷や奴とビール。刺身包丁が欲しい。数学は二項定理から多項定理へ。

 

 

「女言葉」と「タメ語」への翻訳の違和感

最近、海外の女優や女性歌手がインタビューを受けた際に、その翻訳に「女言葉」and/or「タメ語」が使用されるのが気になっている。こんな記事も読んだし。

ビョークの「女ことば」への翻訳の違和感と、男尊女卑の歴史を持つ日本語を巧みに使い分ける宇多田ヒカル - messy|メッシー 

何が問題になっているのかというと、外国の女優さんや歌手へのインタビューを日本語以外の言語で行い、それを日本語に翻訳する際に「女言葉」に翻訳するということだ。記事に挙げられているビョークのインタビューを見ると、「女言葉」だけでなく「タメ語」にもされている。「その両方というのが、一番しっくりくると思う。私にとって、VRという新技術はミュージックビデオのとても自然な発展形なの。」みたいに。

このビョークのインタビュー以外にも、例えば、『メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロード』という本の中で女性スタッフやキャストは「タメ語」かつ「女言葉」で話している。「撮影が長時間に渡って大変だったのよ」とかね。「タメ語」だけの「撮影が長時間に渡って大変だった」とか、「です/ます」調を使用した「撮影が長時間に渡って大変でした」という翻訳の選択肢があるにも関わらずね。

 「です/ます」調の翻訳もあるにはある。この日本版Varietyのスカーレット・ヨハンソンのインタビューとか。

スカーレット・ヨハンソン、ハリウッドの報酬格差問題について、個人的な経験を議論されることに不快感 | Variety Japan – ヴァラエティ・ジャパン

 でも日本版Varietyのインタビューが全て「です/ます」調で訳されているというわけでもない。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』主演のデイジー・リドリーのインタビューでは、「女言葉」は使われてないけれど終始「タメ語」が使われている。

【インタビュー】デイジー・リドリー、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のレイ役を語る | Variety Japan – ヴァラエティ・ジャパン 

これはこれで結構異様なんだけどね。しかもこのインタビューだと、インタビューアーは「です/ます」調なのにデイジーは「タメ語」だし。なんなのこの違い (笑)

 

訳によって読み手のインタビューイーに対する印象も変わると思うんだけど。 例えば下の3つの文:

  1. 「これはフェミニズムの問題なのよ。」
  2. 「これはフェミニズムの問題(だ)。」

  3. 「これはフェミニズムの問題なんです。」

おおざっぱなこと言うけど、上の3つの中でその話し手に教養を感じるのは3ではないかな。少なくとも、この人は丁寧に話しているな、という印象は読み手に与えられるんじゃない?

 

以下の3つは第89回アカデミー賞作品賞受賞の『ムーンライト』公式Twitterより:

 

 

まあとにかく「わ」が好きなんだなと。「思っているわ」とか「心から祈るわ」とか「信じられないわ」とかとか。わーわー。

 

例えば、ナオミ・ハリス(『スカイフォール』と『スペクター』のマネーペニー役)が「〜だわ」という話し方をするとは到底思えない。上の日本語訳だとナオミ・ハリスが話しているようにどうしても思えない。

例えば、(「例えば」が続くな)「タイムリーかつ重要なメッセージを伝える映画に関われたことに感謝していますし、この映画の一部である事を心に誇りに思っています。」にすると、ナオミ・ハリスの声として読めるんだけどね。

 

日本の女優のインタビューだとどうかなと思って綾瀬はるかのインタビュー探して見つけたのがこれ(日本の女優知らないけど綾瀬はるかは知ってた)。

高台家の人々 インタビュー: 綾瀬はるか、いくつもの変化を経てたどり着いた“幸せな仕事” - 映画.com 

当然のことながら「です/ます」調(まあそうですよね)。

 

先のビョークの発言を「女言葉」も使わず「です/ます」調で訳すと次のようになる。「その両方というのが、一番しっくりくると思います/思っています。私にとって、VRという新技術はミュージックビデオのとても自然な発展形なのです。」

基本的に「女言葉」を使わず「です/ます」調で訳せば?と思いますが。

大濠公園

右膝の外側に張りを感じるのでジョギングができず。その代わりに大濠公園までサイクリング。まあ大した距離ではないのだけれど。
公園内の大きな池を見ると気が落ち着く。水を見ると癒される様な気がする。川とか池とか湖とか海とか。なぜだろう。幼少期の幸福な記憶が呼び起こされるというわけでもないだろうに。

ネットフリックスでイドリス・エルバ主演の"Luther"を見る。イドリス・エルバは声が良い。前に映画館で『ズートピア』見ながら、警察署長役の声がいいなー、声優誰かなーと思っていたらイドリス・エルバだった。狐のニックの声は好きになれなかった。

"Luther"を見るのはSaskia Reeves目当てでもある。Saskia Reevesについてはまた今度ね。

夕ご飯は、豚肉と青梗菜の炒めと冷やし中華(麺のみ)。ロスバッハーとウーロン茶をぐびぐび飲む。朝と夜に数学(二項定理)を少し。

数学と神谷美恵子

数日前から数IIの勉強に入っている。数学は抽象的とかよく言われると思うけれど、数学の何がどのように、あるいはどの程度に抽象的なのかそれを知りたい。中学数学、数Iとやってきたけどまだあまり抽象的という感じがしない。虚数をやり始めたら少しは分かるのだろうか。ああ、10代の頃に数学と格闘していれば!自分は数学が苦手で、できないのだと、全くと言っていいほど勉強しなかったのに、思い込んでいた。

久しぶりに『神谷美恵子日記』を読む。「恵」ではなく「惠」かなと思ったけどそうではないらしい。生年(1914)から後者の漢字かと。「軋轢のある、神経の緊張した、なやみの多い世界でないとだらしがなくなる。」(p. 8)、といった文を読み返す。神谷美恵子を読むと身が引き締まる思いがする。そしてやっぱりバッハを聴かないとな、ということでグールドのフランス組曲を。

夕ご飯は、白身魚(確かかんぱちとひらす)のタタキと、豚肉と青梗菜の炒めに白ワイン。炭水化物は食べず。