数学と神谷美恵子

数日前から数IIの勉強に入っている。数学は抽象的とかよく言われると思うけれど、数学の何がどのように、あるいはどの程度に抽象的なのかそれを知りたい。中学数学、数Iとやってきたけどまだあまり抽象的という感じがしない。虚数をやり始めたら少しは分かるのだろうか。ああ、10代の頃に数学と格闘していれば!自分は数学が苦手で、できないのだと、全くと言っていいほど勉強しなかったのに、思い込んでいた。

久しぶりに『神谷美恵子日記』を読む。「恵」ではなく「惠」かなと思ったけどそうではないらしい。生年(1914)から後者の漢字かと。「軋轢のある、神経の緊張した、なやみの多い世界でないとだらしがなくなる。」(p. 8)、といった文を読み返す。神谷美恵子を読むと身が引き締まる思いがする。そしてやっぱりバッハを聴かないとな、ということでグールドのフランス組曲を。

夕ご飯は、白身魚(確かかんぱちとひらす)のタタキと、豚肉と青梗菜の炒めに白ワイン。炭水化物は食べず。